タイトスカートから伸びる脚線美も眩しい新妻・松本美里。
スーツ越しでも豊潤な美乳を隠せない熟妻・庄司香織。
シャッターの下りた銀行、獣の格好で二人は犯されていた。
支店長と顧客の奸計に堕ちた人妻の中で「女」が覚醒する。
(駄目よ……私、どうかしてる。感じてなんかいけない)
抗う心とは裏腹に、肉の悦楽を求めてしまう33歳と27歳!
<もくじ>
第一章 午前の淫罠 顧客に剥かれた制服
第二章 白昼の屈辱 ストーカーの正体
第三章 早朝の蜜会 私生活まで蝕まれて
第四章 深夜の牝檻 支店長との魔獄残業
第五章 夕方の対面 悪夢の牝奴隷博覧会
第六章 午後の人質 背徳の銀行員生活
みさと(27歳)銀行員
かおり(33歳)銀行員
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「支店長、もう許してください……」
香織が懇願しても黒田は知らん顔である。舌を細く尖らせ、再び顔を花園に近づけた。
「あひーっ!」
舌先を膣口につけ、潜り込ませようとした。
夫以外の男にクンニリングスをされたことのない香織は、必死に抵抗して貞操を守ろうとした。しかし、拘束され身動きを封じられた身体では儚いものだ。すぐに押さえつけられ、黒田の腕の中に封じこめられる。
「あなたーぁ! 助けてーぇ!」
香織は声を限りに夫の名前を呼んで助けを求めたが、虚しい叫び声でしかなかった。いくら叫んでも、声は夫の耳には届かない。かえって嗜虐者たちを喜ばせるだけだ。
「ひひひ、あなたーぁ、か。これは面白い」
「愛する亭主は、出張先におるのじゃ。女房がおもちゃにされていることも知らずにな、ふふふ」
「ううう、口惜しい……」
嬲り者にされている最中に夫のことを言われるのは辛い。まるで夫の目の前で犯されているようだ。口惜しさで唇を噛んだ。
もの哀しげな目で淫獣たちを見ると、にやついた嗤いを浮かべながら見つめているのが目に入った。そのことがいっそう香織を屈辱的な思いにさせた。
「くくく……」
香織は顔を背け腕の中で朱唇を震わせる。声にして泣き出したいのを必死に堪えた。
美里にイラマチオさせていた田所は、気持ちが昂ってきたのか、美里をうつ伏せにし、尻を高くもち上げさせて、自慢の巨根を媚肉に這わせた。開ききった媚肉にそろりそろりとなぞり上げると、美里は無意識のうちに腰を突き出して巨根を求める。溢れ出た愛液が肉棒を濡らした。
「あふううう、うううう、あうううう」
巨根を頬張らされていたため、美里の顎が痺れ、口を開けていても言葉にならず、ただ意味不明なことを言うだけだ。口元から涎が流れ落ち、床を濡らした。
「儂のものになった美里の姿を、よーく目に焼きつけておくのじゃ、香織」
と田所が言うと、腰を思いっきり突き入れた。媚肉をなぞっていた巨根が一気に姿を隠した。昨夜から凌辱され続けた身体は田所の巨根に馴染み、拒むことなく入っていった。
「あいいい……」
美里は顎を突き出して、悦びの表情を見せた。
「これがお前の部下の本当の姿じゃ。才女かどうか知らぬが、所詮はただの女なのじゃ」
田所は黒髪を掴んで顔を引き起こし、悦び歪んでいる顔を香織に見せつけながら言った。
「あああ、美里ちゃん……」
喜悦した美里の顔を見せつけられると、香織の心に「絶望」の二文字が湧きおこった。
聡明で溌剌としていた美里の、巨根に貫かれて悦ぶ顔。それはまさしく女の顔であった。目の前で性に悦ぶ顔を見ていると、美里が受けた凌辱はいかばかりなものかと、今さらながら哀しくなってきた。
しかし、今の香織には感傷に浸っている時間などなかった。下半身に再び甘く快美な痺れが襲ってきたのだ。