隣りの熟妻・三十一歳

著者: 夏島彩

本販売日:2003/02/23

電子版配信日:2008/06/20

本定価:576円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1169-2

裸を覗かれ、感じてしまったのがすべてのはじまり。
隣家の父子が、亜矢子から人妻としての貞淑さを失わせた。
浴室の露出ショー、淫猥すぎるムダ毛処理、挑発フェラチオ。
熟妻の妄想が、倒錯した願いが、現実となる秘密の時間。
31歳の心に渦巻く淫性は、やむことを知らない。
少年を魅了し父親を虜にする、私はいけない隣人妻。

登場人物

あやこ(31歳)人妻

本編の一部を立読み

「はああ、敏彦くん……気持ちいい?」
「限界だよ! 動いたら、破裂しちゃうよ!」
鏡のなかの敏彦は、表情を歪め、必死で自らの射精感と戦っている。切羽つまった様子を見て、亜矢子は悩ましいまでに盛りあがった尻をゆらゆら揺らした。
「うふふっ、こんなふうに動いてみましょうね」
「アアッ、駄目だよ、たまらないよ!」
「感じるでしょう?……ああっ、亜矢子もすごく感じるわ」
ベビーピンクのパンティから剥きだしたペニスを、新しい感覚で攪乱されているらしい。敏彦は緩やかな動きに翻弄されるかのように、口を真一文字に結んで、ただひたすら堪えている。
芯までも硬くみなぎった肉棒に、膣壁や肉襞が擦れる。とろとろ蕩けていく心地よさで、艶かしい尻の動きは次第に明確になりだした。
「あっ、あんっ、いい気持ち!……すぐにでも、イケちゃいそうよ」
「クウウッ、あっ、亜矢子さんっ!」
汗ばんだ股間が裸の尻に擦れるにつけ、男の子の部屋に忍びこんでセックスしている破廉恥さが蘇る。杉原夫人の長期不在をいいことに、ご主人をたぶらかしたばかりか、高校生の息子さんのペニスまでもを、こんなふうに私物化しているのだ。
至るところに母親の心遣いが感じられる勉強部屋で、少年にセックス指南する罪深さを自覚している。それなのに亜矢子は、鋭い刀のようなペニスに膣孔を抉られることを、やめられなかった。こなれた父親の動きとは違うフレッシュな味わいに、感動していた。今にも発射しそうな肉棒をそそのかすように、ヒップを大胆にこねまわす。
ふううっ、硬くて大きい!……もう、どうにかなっちゃうわぁ!……
きつく締まりあがる膣孔の動きを、コントロールすることなどできなかった。肥大し、ざわめくスポットに追いつめられ、髪を乱しながら絶頂に向かう。ちょうどその瞬間、もはや制御できなくなった敏彦が、ベビーピンクのパンティに飾られた腰を、やみくもに振りだした。
「ウワッ、アアッ、駄目だよ、すぐ出ちゃうよ!」
「ああっ、敏彦っ、すごいわっ!」
「クウーッ!」
女もののパンティからさらけだした陰嚢が、恥肉にピチャピチャぶつかるのが弾みとなった。亜矢子は何重もの刺激に急きたてられ、全身をブルブル震わせながら、しなやかな背筋を反りかえらせた。イッちゃう、イクゥ、と朦朧としたなかで口走り、秘部から波及していく痙攣に身を任せる。
敏彦が、こんな状況に持ちこたえられるわけはなかった。下半身を張りつめた尻にぶつけると同時に、ペニスの先端から多量の精液をほとばしらせていた。ざわめきつづける秘孔の奥で、ペニスが不規則に引きつれ、エキスの放出を知らせる。
ややあって、ある種の感慨とともに、ペニスが引き抜かれた。少年を振りかえった亜矢子は、思わず淫液まみれの肉棒をしゃぶりにいく。お口で舐めて、綺麗にしてあげたい、という気持ちが自ずと湧きあがっている。
半勃ちを保っている肉塊を、柔らかく口に含んだ。刺激的なセックスの余韻をたたえる潤んだ目で、母性愛めいた感情に満ちて、敏彦を見あげる。
彼は少し赤くなりながらも、男っぽさを保とうとするように、色っぽい年上女を見つめかえしてきた。二人の体液の味がミックスされるのを感じつつ、亜矢子は早くも勢いを取り戻そうとしているペニスを、やさしく舌で清めていった。

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