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思った以上に透視能力

思った以上に透視能力

ストーリー

俺には生まれつき特殊な能力が備わっている。それは透視能力。 この能力の素晴らしさに気づいたのは、そう、性を意識し始めた頃だ。 クラスで一番可愛い女の子のおっぱいが見たい。 そんなことを思うようになってから、俺は能力を乱用するようになった。 透視能力。それは誰のおっぱいでも見ることができる最強の能力だ。

お尻にローターを入れていた 朝比奈悠宇(あさひな・ゆう) 孤独な能力者の心を救う、巴枝由香(ともえゆか) 生意気にも挑戦してくる、結城真里菜(ゆうきまりな)

三人の少女との出逢いが、俺の運命を変えていく!

キャラクター

  • 鈴原慕太郎
    鈴原慕太郎(すずはらもたろう)
    生まれつき透視能力を持っていたため、 かえって孤独な性格になってしまった。 「現実的」な思考と「合理的」な思考を持ち、 常時冷静な「分析力」を身に付け、即座に「決断」することができる。
  • 朝比奈悠宇(あさひなゆう)
    朝比奈悠宇(あさひなゆう)
    クラスのカリスマ的存在。
    透視能力によって秘密を握られ、好き放題にされてしまう少女。
    しかし、どんなに辱められても凜とした強さを持っていて、孤独な慕太郎に優しさを期待し、「由香救出」を依頼する。
  • 巴枝由香(ともえゆか)
    巴枝由香(ともえゆか)
    不良たちにイジメられていた不幸な女の子。
    しかしそのため、能力者・慕太郎と出会ったことで、生きる望みを得る。
    慕太郎の心と欲望を刺激してやまない、ヒロイン。
  • 結城真里菜(ゆうきまりな)
    結城真里菜(ゆうきまりな)
    不良グループのリーダーの彼女であり、慕太郎にとっては敵対関係。
    しかし、圧倒的な能力によって屈服させられていく。
    一見「犠牲者」だが慕太郎の心を混乱させる「寂しさ」と「優しさ」を持った少女。

書籍

表紙

思った以上に透視能力

準備中

WEB番外編

由香の想い
 

 第一印象は最悪だった。
 私は彼らに言われるがまま、朝比奈さんを裏切った。
 イジメられていた私に手を差し伸べてくれた朝比奈さん。彼女にしてみれば、ただの遊びだったのかも
 しれない。だけど嬉しかった。
 いつか恩を返したいと、そう思っていた。
 朝比奈さんを狙っている人たちがいるという噂を聞き、やっと恩を返せる時が来たと思った。
 けれど――。
 私はバカだ。イジメられても何もできない弱い人間なのに、話し合いで朝比奈さんを助けることができる
 と思っていたのだから。
 朝比奈さんに恩を返せる。その思いに駆られ、私は自分の弱さを忘れてしまっていた。
 朝比奈さんを狙っているという噂がある人たちは、学校でも有名な不良グループ。その中の一人に声をか
 け、朝比奈さんに手を出すのはやめて欲しいと訴えた。
 その人は、笑顔で「わかった」って言ってくれた。でも自分はグループの中でそれほど発言権が無いか
 ら、先輩に直接話して欲しいと言われた。
 その人も、一緒にお願いしてくれると、そう言ってくれた。
 不良グループの人を味方につけることができて、私は朝比奈さんを助けることができたのだと、そう信じ
 て疑わなかった。
 私は本当にバカだ。
 声をかけた不良グループの人の言葉を鵜呑みにした私は、その日の放課後、その人と一緒に校舎裏の林の
 中へと入った。
 待っていた大勢の男の人たち。
 話をする間も無く拘束され、制服の上から胸を揉まれた。
 助けを呼ぼうとしたけど、口を押さえられて声が出せなかった。
 ううん、違う。
 たとえ口を押さえられていなくても、きっと私は助けなんて呼べなかった。
 怖くて、ただ怖くて、きっと何もできなかった。
 口を押さえられ、両手の自由を奪われた私は、制服を着たまま下着を降ろされ、そして――。
 痛かった。痛くて怖くて、私はただ、泣くしかなかった。
 次々と私の中に挿入(はい)ってくる男の人たち。
 地面に四つん這いにされて後ろから突かれ、地面に仰向けにされて上に圧し掛かられ、そうやって延々と
 犯され続け、その様子を撮影された。
 それからは地獄だった。
 撮影された映像や画像を見せられ、脅され、犯される日々。
 最初はただ犯すだけだった彼らは、次第に容赦がなくなっていった。
 気に喰わないと殴る。機嫌が悪いと蹴る。
 犯されるよりも、殴られたり蹴られたりするほうが怖くて、だから私は彼らに媚びを売るようになった。
 彼らの上に乗り、感じたフリをしながら腰を振る。
 彼らに後ろから突かれ、もっと突いて欲しいと乱れたフリをする。
 自ら進んで彼らの欲望を口に咥え、美味しいと言いながら頭を振る。
 脱げと言われればどこでも脱ぎ、笑みを浮かべて撮影される。
 そうしているうちに、私は本当に感じるようになり、彼らから犯されて絶頂するようになっていった。
 笑える話だ。
 それはもう、立派な和姦だった。
 家に帰るのが遅い日が多くなり、無断で外泊する日も増えた。
 もし誰かに相談して、笑いながら犯され、自ら腰を振っているあの映像を世間に晒されたら。
 そう思うと、なにもできなかった。
 ううん、きっと私は、あの映像がなくても彼らに従っていたと思う。
 だって私は弱いから……。
 終わったと思った。私の人生はもう終わったのだと思った。
 そうしたら、沸々と黒いナニカが込み上げてきた。
 こんなことになったのは誰のせい? 私だ、私のせい
 だ。弱いくせにバカなことをしようとした私のせいだ。
 けれど、誰かを恨まなければ生きることができなかった。
 朝比奈さんだ。全ての元凶は彼女だ。私は彼女を助けるために行動に出て、こんなことになってしまっ
 た。
 全部彼女のせいだ。
 だから私は、彼女を……彼らに売った。
 それなのに、朝比奈さんは……。
 彼女は強かった。
 裏切った私に恨み言など一切言わず、それどころか、私を助けるために、たった一人で……。
 行かせてはいけない。二度も裏切るわけにはいかない。
 だけど弱い私は、彼女を止めることすらできなかった。
 けれど彼女が彼らの毒牙にかかることは無かった。

 “彼”は一人で現れた。
 暗闇の中から、薄ら笑いを浮かべて。
 朝比奈を助けてやってもいい。
 薄ら笑いを浮かべる“彼”は、闇夜の中、外灯の下に佇み、私にそう言った。
 ただし条件がある。朝比奈を救ったら、由香ちゃんとセックスしたいんだけど。
 “彼”は平然と、そんな要求を突き付けてきた。
 最低だと思った。彼らとなにも変わらない、最低な男だと思った。
 だけど私はその条件を呑んだ。
 汚れ切ったこの体で、彼女を助けることができるなら。
 結局は他人任せ。
 私は自分で朝比奈さんを救おうとはせず、“彼”に全てを丸投げしたのだ。
 そんな私に、“彼”を最低だと罵る資格なんて無い。
 そうして“彼”は、暗闇の中にたった一人で消えていった。
 今にして思うと、不思議でならない。
 暗闇の中から一人で現れ、暗闇の中に一人で消えていった”彼“。
 相手は大勢いるのに、たった一人でなにができるのか。
 “彼”は彼らを潰すと言った。一人残らず徹底的に潰すと言った。
 そんなこと、できるわけが無い。
 けれど私は、なぜか“彼”の言葉を信じた。藁にもすがりたい想いだったからかもしれない。
 でも私は、確かに“彼”を“信じていた”。
 どうして私は……。

 “彼”の言葉は現実のものとなった。
 私をオモチャにしていた彼らは、ことごとく学校を休み、朝比奈さんは無事だった。
 そして“彼”は、何事も無かったかのように、平然と一人で現れた。
 “彼”の要求は私の体。
 “彼”は約束を守ったのだ。なら次は私の番だ。
 けれど“彼”は意外な言葉を口にした。
 彼らを完全に潰せたかわからないから、条件は保留。そんなことを言ったのだ。
 欲望のままに私を犯すと思ったのに。
 意外な反面、変な話だけど、ちょっとカチンときた。
 だって男は誰でも夢中で私を犯す。私に興奮し、欲望を吐き出す。
 それなのに“彼”は、欲望にまみれた要求をしてきたのに、私を犯そうとしない。
 “彼”は結局私を犯すだろう。約束である彼らを徹底的に潰すという条件が満たされれば、“彼”は当然のご
 とく私を犯すだろう。
 でも“今”は犯さない。
 気が付くと私は、前払いをすると言い出していた。
 今までに無い男に出会い、“彼”の本性を、結局“彼”も他の男と同様のただの獣であると言うことを露呈さ
 せ、安心したかったのかもしれない。
 私は人気(ひとけ)の無い場所に“彼”を連れ込み、自ら進んで下着を降ろした。けれど“彼”は私を犯すこと
 を拒否した。
 条件を満たしていないから、という理由で。
 なら口ですると言ったら、“彼”はようやく納得した。
 “彼”の前にひざまずいた私は、ズボンのファスナーを降ろし、他の男と同様に欲望にまみれて肥大化し
 た“それ”を取り出した。
 ほら、やっぱり。
 この人も他の男と同じ。私に興奮し、私の中に欲望を吐き出したがっている。
 そう思い、“彼”を上目使いで見上げながら、舌を出した私は、“彼”の欲望の先端を舐めた。
 ビクッと震えた”彼“は、真っ赤になって腰を引いた。
 まさかと思った。
 その反応を見て、もしかして“彼”は初めてなのかもしれないと思った。
 聞いてみると、“彼”は恥ずかしそうに視線をそらし、でも初めてであることを素直に答えてくれた。
 その姿がなんだか可愛くて。だけど罪悪感も込み上げてきた。
 たった一人で彼らを倒し、約束通り朝比奈さんを守ってくれた“彼”。しかも条件を満たしているかわから
 ないから、まだ私を犯さないと言う。
 “彼”は決して正義の味方じゃない。
 条件さえ満たせば、その対価として、平然と私を犯すような人だ。
 でも、だからこそ、“彼”は強いんだ。
 誰がなんと言おうと、周りがどう思おうと、“彼”は自分の意志を貫き通す。
 正義とか悪では無く、強い人。
 そんな人の初めてを、汚れた私が奪ってしまってもいいのか。
 葛藤する心とは裏腹に、私は“彼”の欲望を咥え込んでいた。
 他の男と同様に、ちょっと生臭い。
 美味しいと言わなければ殴られた、男の生臭い欲望。
 だけど、私は初めて、本当に美味しいと思った。そして私が与える快感に震え、真っ赤になってい
 る“彼”が可愛くて、気が付いたら私は、“彼”の欲望を夢中でしゃぶっていた。
 ひときわ大きく震えた“彼”は、私の口に欲望を吐き出した。
 熱く粘つく生臭い欲望。
 これを初めて口の中に出された時、私は思わず吐き出してしまった。そのせいで殴られ、次は飲むように
 命令された。
 吐き気をこらえながら、何度も何度も飲まされた欲望。
 それなのに、“彼”の生臭い欲望は、他の男と同じなのに、とても美味しかった。
 もう一度飲みたいと思い、“彼”の欲望をしゃぶろうとしたけど、“彼”はそれを許してくれなかった。
 あとは条件を満たしてから。
 そう言って、“彼”は私の前から去ってしまった。
 逃げてしまった“彼”だけど、大丈夫、“彼”は私を気に入ってくれた。“彼”は私に確かに興奮している。
 条件が満たされれば、“彼”はきっと、汚れた私を抱いてくれる。
 その日から、私の日常は一変することとなった。
 朝比奈さんという親友ができて、“彼”もなんだかんだで私の挨拶に答えてくれる。しかも少し照れた感じ
 で。
 そんな姿を見せられたら、からかいたくなっちゃうよ。
 実際ちょっとからかってみたけど、“彼”は決して怒らない。
 “彼”が怒るのは、自分の中に存在するルールを侵害された時。そうなれば、“彼”は私にも牙を剥くだろ
 う。
 だけど、裏を返せば、ルールさえ守っていれば。“彼”は無害なのだ。それどころか紳士的ですらある。
 それがもう、可愛くて可愛くて。
 早く条件が満たされないかな。
 そう思うと心が躍って、毎日が楽しかった。
 もう終わってしまったと思っていたのに、まさかこんなにも楽しい日々が訪れるなんて。
 そしてついにその日がやって来た。
 家に来るように“彼”に言われたのだ。
 私は今、“彼”の家の玄関の扉の前にいる。
 インターホンを押せば、“彼”が扉を開け、ひょっこりと顔を出すだろう。
 胸がドキドキする。
 鈴原くん。私は二番目でも三番目でもいいの。終わってしまった私を救ってくれたのは、間違いなく鈴原
 くんなんだから。
 汚れ切った私には、あなたの恋人になる資格なんて無いことを、ちゃんと自覚しています。
 ただそばにいられるだけでいいの。
 弱い私は、強いあなたのそばにいたい。だから……。
「逃がさないからね?♡」
 そう呟いた私は、インターホンを押した。

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