綿密な姦計で誘拐された高校教師・稲垣真紀。
清艶な処女の美しき肢体が、徹底的に飼育される。
犬のように犯され、菊座を貫かれるうち、
真紀のなかに眠っていた「淫乱の星」が目覚めはじめる。
一人の美女への限りない憧憬と妄執と体験をこめて綴る、
暴虐小説史に燦然と輝く伝説的名作、完全復活!
●もくじ
第一章 罠
第二章 姦
第三章 肛
第四章 犬
第五章 溺
※ 電子書籍は1996年4月に再版されたバージョンを元に製作されたものです。
まき(24歳)女教師
りえ(24歳)女教師
けいこ(42歳)人妻
本編の一部を立読み
うっ! なんなの、これは!? ああ、だめ! 融けちゃう!……
子宮が収縮し、ジンジン性感が痺れてくる。熱い官能の炎に焙られたように女体の芯が燃えあがり、下腹部一体にひろがっていく。衝き抜けるような官能の悦びが、真紀の理性を痺れさせ、果てしない欲望が頭をもたげてきた。
もっと、もっと、舐めて! もっと……そう、そこ……。
白い裸身がいつの間にか桃色に染まり、じっとりと汗ばんできていた。空き腹に飲んだドライシェリーのアルコールもようやく作用してきたのだろう。
ああ、これが私の中に棲みついていた淫乱の星の正体なの? さっきより、だんだん激しく暴れまわりはじめたみたい……。
男の舌の先が急所に触るたびに、突き抜けるような快感が電流のように真紀の花芯を貫いてくる。それにつれて、体の芯から花蜜がおびただしく湧出してくるのが真紀にもわかった。
恥ずかしい! どうして、こんなにこぼれてくるの?……
徹も、その花蜜の分量の多さにびっくりしていた。それが真紀の若さからくるものか、それとも人並み以上の性感の鋭さからくるものか、徹にも、いや、真紀自身にもわからなかった。
徹は徹で、やはり彼女のそんな反応にひどく興奮し、自分の硬直した肉茎の頂きも、もうすっかり透明な露をにじみださせて濡れている。九十度に開かれた太腿の付け根に、いま、大輪の花がすっかり花びらをめくりあげるようにして赤く咲いていた。黒いしなやかな縮れ毛に縁どられて。
徹はやっと立ちあがると、完全に宙にいななくように佇立している硬い肉棒を花びらの花溝にあてがい、グランスの先で溝をなぞりながら花孔をまさぐりあてた。
やめて! 怖い!……
とうとう最後の時が来たのを、真紀は知った。
こんな男に、私の大切な処女を犯されてしまう! ああ、早く結婚していればよかった……。
徹は腰を突きあげるようにして、さぐりあてた花孔に自分の体を押しこんでいく。
どうしたんだ? なかなか入らないぞ……。
そこの意外な硬さ、きつさに徹はとまどった。
「まさか、先生は処女じゃないだろうな? ええ?」
真紀が小さくうなずく。赤い首輪がまたのどを締めつけてきた。
「なに、処女なのか?」
真紀がまた、小さくうなずいた。
「それじゃあ、きついわけだ。少し痛いけどがまんするんだな。どっちみち、いつかはこれをやらなけりゃあだめなんだから……」
徹はまたまた素晴らしい拾いものをしたことを知った。
処女を犯す! なんという快い響きをもつ言葉か。
もっとも、佳子も完全な処女だった。たった二人しか知らないのに、二人目の女性もまた処女だとは!
だが、佳子の場合は大柄だったせいか、それほど苦労せずにインサートできた。しかし、この処女のきついこと!
徹はそれでも、引き裂くように真紀の体の中に入っていった。これほど濡れていなかったら、もっとひどいことになっていたにちがいない。
真紀の熱く濡れた体が、男の体をすっぽりと咥えこみ、きつく緊めあげてきた……。