人妻ロマンス

汗蜜のフィットネスクラブ

著者: 楠木悠

本販売日:2006/04/23

電子版配信日:2008/03/28

本定価:681円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1425-9

美乳にはりつく薄布、33歳の柔肌から滴る水滴。

完熟ボディに食いこむ競泳水着が今日も青年を惑わせる。

更衣室フェラに、生乳マッサージ、更に裏穴挿入まで!

人妻インストラクター・香奈との蜜戯に溺れる研一に、

憧れていた元上司・美那子との淫らな再会が……。

本当に抱きたい女は誰? 誘惑に満ちたトライアングル。

登場人物

かな(33歳)人妻

みなこ(32歳)人妻

りえこ(32歳)未亡人

ゆきえ(33歳)年上女(熟)

本編の一部を立読み

(たまらないぜ、この瞬間が)

怒張を脈打たせながら、ボディスーツの股を留めた三連ボタンに手を伸ばす。

自分のために着衣してくれたなら、下にパンティを穿くような無粋な真似はしていないはずだ。このボタンをはずせば女性自身が、至極の名器が露わになる、そう思えば胸のときめきを禁じ得ない。

プチ、プチ、プチッ……。

股布がベロンと剥がれ落ち、甘酸っぱい牝の香りに飾られた爛熟の女肉があからさまになる。

(もう、準備はオーケーか)

分厚い生地のため、表からではわからなかったが、女陰はすっかり濡れそぼち、牡を受け入れるに充分な潤いを湛えていた。

「今日は、なかに出しても大丈夫だから」

「な、なかに……マジですか!?」

不倫の仲であることを考えれば、中出しは当然ご法度である。

肉体関係になった当初は必ずゴムをつけていたし、外に出すからと何度願っても、生でさせてもらうまでずいぶん時間がかかった。もちろん今までに一度も、たとえ安全日であっても、中出しをさせてもらったことはない。

「ええ、いいわよ。だから思いっきりぃ……ん、んいいぃ!」

言葉を聞き終える間もなく、牝の中心部に巨砲をうがちこむ。

スリムに括れた腰を押さえこみ、一気に膣底まで貫通する。

(ああ、やっぱりいい……香奈さん、最高だっ!)

較べてはならないと、較べるべきではないと己れを言い聞かせつつも、香奈の蜜壺は美那子とは異質の、段違いの心地よさだと認めざるを得なかった。

嵌め心地は美那子よりずっとソフトなのに、吸いつくように強烈な締まりを感じさせる。粘膜の一枚一枚が男根にへばりつき、膣内だけがべつの生き物のように怒張を咥えこむ。

ボディスーツの拘束も媚肉の締まりを増幅させているのだろう。緩やかに腰をストロークさせただけで脳髄が蕩けんばかりの愉悦に襲われる。

この快感をどのように表現したらよいのか、まるで無数の唇に咥えられ、何枚もの舌で舐めまわされているような感覚だった。雁の括れが膣門を潜り抜ける瞬間の悦びが、刹那ではなく永遠につづいてゆくかのごとき素晴らしさだった。

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