てほどき先生

予備校講師、クラスメイト、隣人、そして従姉と…

著者: 宗像倫

本販売日:2015/12/22

電子版配信日:2016/03/25

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4125-5

「てほどき」は、こんな「先生」にしてもらいたい!

バツイチ隣人・彩乃の女体で教わる「大人のABC」

クラスメイト・夏実に施された「初めての女性上位」

優しい従姉・陽菜で味わった「相姦フェラ」を経て、

ついに憧れの講師・詩織に「青い欲望」をぶつける瞬間が!

19歳22歳28歳33歳……学校では教えてくれないレッスン!



●もくじ



第一章 「ちょっとだけ、触ってみる?」

年上隣人の生乳房



第二章 「おっきくなってるよ、して欲しい?」

クラスメイトの甘い唇



第三章 「わたしがゴム、着けてあげる」

いとこどうしの危険な姦係



第四章 「一度だけ、だからね…」

マドンナ予備校講師の寝室



第五章 「こんな〝授業〟、初めて!」

課外レッスンは四人がかりで

登場人物

しおり(28歳)予備校教師

あやの(33歳)年上女(熟)

ひな(22歳)従姉妹

なつみ(19歳)その他

本編の一部を立読み

「いいよ……」

ようやく小さな声がして、振り向いた隆志は目の前の光景に息を飲んだ。

ベッドの上に寝転んだ全裸の女性の姿が、豆電球の薄明かりに照らされている。片腕で胸を押さえ、もう片方の手で股間を隠す羞恥のポーズだ。おまけに両膝を立てた足は緩やかに開かれていた。

「ほら……きて……」

誘われるままに隆志はよろよろとベッドの上に乗り上がった。足元ににじり寄ると、さらに足が大きく掲げ広げられる。

それでも股間を覆う白い手は離れず、薄暗がりだということもあって肝心の秘所はあまり良く見えない。胸を隠す腕の下から、豊かな膨らみの下側が白く覗いているだけだった。

「もっと前に……おちん×ん、手で押し下げて……」

隆志が指示通りに動くと、胸を隠していた手が伸びてきて、剛直の先のほうに添えられた。秘裂を隠していた細い指が開いて、女性器の陰影がわずかに覗き見える。

「……もうちょっと、下……このへん……」

薄いゴム越しでも、先端が絖ついた粘膜に触れ、わずかに沈み込むのがわかった。

隆志は本能の命じるまま、ぐいと腰を大きく突き出した。

「う……」

どちらが発したのかも定かではないうめき声が耳に届いた。

だがその時には、隆志の頭の中は初めて侵入した女体の感触に占められていた。

怒張全体が温かく柔らかなものに包まれて、今にも蕩けてしまうかのような錯覚にも陥る。痛いほど張り詰めた剛直の根元が特に強く締め付けられていた。

「隆志くん……」

掠れた甘い声に耳を突かれて、反射的に腰が引けた。

「あっ、彩乃さんっ……」

呼び返すだけで精一杯だった。

ほんの少し、それもたった一度短く往復しただけなのに、圧倒的な衝動がこみ上げてきた。余りに急激だったために身構えることすらできなかった。

頭の中も空白になり、怒張の先端から迸りが溢れ出てしまうのを止められない。

そのまま無意識に二度、三度といきんで、目もくらむほどの快感の中でさらに大量に放出してしまう。

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