橘さん家ノ男性事情

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- 本販売日:
- 2015/03/18
- 電子書籍販売日:
- 2015/04/27
- ISBN:
- 9784829663202
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書籍紹介
祖父の入院をきっかけに、僕は橘家に
引き取られた。未亡人でキャリアウー
マンの京香さん。大学生でクールビュ
ーティーな結花姉さん。優しくておっ
とりとした小春姉ちゃん……一つ屋根
の下、こんな綺麗な人たちと暮らして
いけるなんて……MTSP×美少女文
庫が贈る、橘さん家オリジナル小説!
立ち読み

「……つらかったでしょう」
「きょ、京香さん……」
ユウの言わんとするところをわかったのだろうか。彼女は優しく微笑んだ。
「きみの恥ずかしいところを見てしまったお詫び、というのもおかしいけれど、私の恥ずかしいところを見せてもいいわ。もちろん、あなたが見たい、と思ってくれれば、だけれど」
「は、恥ずかしい……?」
「ええ……」
ほとんど無意識のうちにうなずいていた。
京香は部屋の電気を室内灯のみにする。
目をこらしてようやく見える程度の淡い灯りに部屋が包みこまれる。
(恥ずかしいところって……)
失恋のショックも早々に関心はそこに移っていた。
京香は寝間着のボタンを外すと、身をよじりながら脱いでいく。その動きはゆっくりとしてまるで焦らしているようにすら思えた。
オレンジ色の灯の中で夢にまでみた京香の姿が浮かび上がる。
(ゆ、夢じゃ、ない……よね……っ)
白いブラに、ショーツ。
下着の装飾はシンプルで京香の豊かな胸を支えるブラはフルカップタイプ。カップはユウの顔がすっぽりと収まりそうなほど深い。
「じっと見すぎ、よ……」
「ご、ごめんなさい」
顔をそむけるが、それでも横目で盗み見る誘惑を振りきることはできない。
ブラが外されれば、双乳がゆっさと重々しく揺れながらこぼれた。
想像した以上に豊かに盛り上がった母性の象徴に釘付けになる。
洋なしを思わせるそれはやや下膨れの印象ながら、下乳のまろみは綺麗な弧を描く。肌の色も想像通り、磨き抜かれた真珠のような白さだ。そのせいか、もっちりとしたマシュマロを連想させる。
(これが、京香さんのおっぱいなんだ!)
はじめて目の当たりにする成熟する女性の豊かなふくらみに、ため息がもれた。
乳房の大きさにくらべても乳輪や乳頭はささやかなほど。色は少し褐色がかって綺麗だと素直に思える。
これまで妄想の中でしかなかったものが手を伸ばせば触れてしまえるほどの距離にある。
感動で身体が震えてしまう。
「と、とっても……素敵ですっ!」
「本当かしら」
「ほ、本当です!」
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