美星伝説 薔薇の唇

史摩と留美子、そして智実も堕ちていく

著者: 綺羅光

本販売日:2014/12/22

電子版配信日:2015/04/03

本定価:815円(税込)

電子版定価:880円(税込)

ISBN:978-4-8296-4045-6

美しき性隷たちに安息の時はないのか――

麗奴に堕ちた錦原史摩と本城留美子の運命は、

次々と迫り来る淫獣の欲望でドス黒く塗り替えられていく。

かすかに残った矜持すら奪い取られる調教の牙は、

穢されても輝きを失わない美少女・藤平智実にまで……

魂と女体すべてを冒しつくす〝美星狩り〟は終わらない!



●もくじ



第一章 懲罰に慄える白い双臀

第二章 美少女百合地獄

第三章 警備員に囚われた美人講師

第四章 娼婦・史摩は茨の道を往く

第五章 智実の希望と、思いがけない再会

第六章 淫惨すぎる美少女乱交

第七章 留美子と史摩――地獄の交差点

第八章 淫鬼はうごめき、極上の美肉を狙う

第九章 虎穴で黒島が牙を剥いた

第十章 そして、運命の二人は縄奴隷に

登場人物

しま(26歳)講師

るみこ(27歳)人妻

ともみ 女子学生

ちさと 女子学生

本編の一部を立読み

やがて正面向きになって智実はTバック・ショーツを脱がさせられた。羞じらいつつも、どこか観念しきった様子で、音楽に合わせ官能的な腰つきをセクシーに揺すり、黒の下着を太腿からめくりおろしていったのである。

初めて目にする智実のヘアに直樹は大いに浮かれ、千里に勃起をしゃぶらせたまま毒のある言葉をさんざんふりまいた。

黒のニーハイソックスだけを残して全裸となった智実は、くやしげに唇を噛み、濃い睫毛を震わせながら、それでも身をうねらせ切れのあるダンスをつづけた。このところ凄みをました豊満なボディをたっぷり見せつけることで、あたかもかつての恋人に反撃をするかのように。

「勃ちすぎて苦しくなったよ。そろそろ、ハメてやろうか?」

直樹の言葉にぎくりとして智実は、正面を見た。

しかしそれは千里に向かい告げられたのだとすぐ悟り、目元を赤く染めた。ほっとする反面、嫉妬めいた感情も首をもたげ、苦く複雑な気分となる。

すぐに千里がソファーに座る直樹の股間をまたいで、腰を沈めていく。

卑猥にぬらつく怒張が、千里の体内に少しずつ埋めこまれるのが、いやでも目に飛び込んできた。何といういやらしい眺めだろうか。

(あんまりよ、直樹君……。ひどいわ)

こんな事なら、どんな気持ちの悪い変態中年でも、そっちの相手をさせられた方がずっとましだったのに。二人の姿を視界の隅でとらえつつ、智実はつらつら恨めしく考えるのだ。

千里の粘膜を着実に直樹のペニスがとらえ、ひとつに重なり合っていく様子が手にとるようにわかった。

たとえ肌に触れられず、肉体は汚されなくとも、それよりもはるかにみじめで屈辱的な色責めがあると知らされた思いである。

「あン。あっあん。直樹君、いいっ」

そんな智実の気持ちを知ってか知らずか、千里は悦びの声を放つ。小ぶりのヒップが悶えるさまが妙になまめかしい。

二人はぴったり息の合った動きを見せて、濃厚に快楽をむさぼる。小泉千里がそこまで積極的に下肢を揺すって、奔放な狂態をさらすのは初めてだった。

「いいぞ。マ×コ、超締まってるぞ、千里」

「うれしいィィ。ああふン。直樹君ぅぅ」

智実はもう部屋から逃げだしたくなった。

しかしそんな事をすれば羽生に仲介を依頼した業者から、たぶん高額の損害補償が請求されるだろう。もし羽生の信頼が損なわれれば、しいては潤子や留美子にも迷惑が及ぶのだ。

「智実。ボーッとしてないで、そこでオナニーするんだ」

「……!」

「早くしろよ」

今の智実はがんじがらめの状態になっており、指名客の命令にはさからえない。

まさか直樹にこんな形で復讐されることになるとは……。火の玉のような無念さを押し殺して、自分の肉体を慰め始めた。

ソファーに座って対面座位でまじわる二人の痴態を見せつけられながら、智実はバストを押し揉み、火焔形に広がる秘毛の下にあるクリトリスをまさぐる。

いったん愛撫を開始すると、智実は智実で異様な高ぶりの渦にたちまち引きこまれた。日に焼けた彫りの深い顔立ちが紅潮し、そこへ母親譲りのこしのある黒髪が流れ落ちてくる。くびれの深いボディが悩ましげにくねくねし、切なげな吐息が洩れた。

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