☆とある午後の調教風景☆
「あ、あひぃ、とまらないぃ……おしっこがとまらないのぉ！」
  我ながら見事な立ちしょんだ……なんて間の抜けたことを考えてしまったのもほんの一瞬のこと。
「お、おおおぉ!?」
  夏の日差しにあぶられて汗がとまらないはずなのに、全身にびっしりと鳥肌がけば立つ。小用に反応して、直腸までも蠢動しはじめて来ている。
「う、うぅ～……」
  ぐるぐる、きゅうううぅぅぅぅううう…………
  ザーメンで満たされているお腹のなかが捻れるように痛みだした。
  クリトリスでイクのとは違う、この排泄にも似た快感は……。
「も、漏る……あっ、はあぁぁぁあ……う、うぅ……んっ」
  も、漏らしたい……漏らしたいけど、ここで我慢しないと大変なことになってしまう。この切迫感が快感へと変換されていく感覚。
  アナルセックスの限界が近かった。
  妹の身体が桃色から紙のような白に。
  その様子を見て取ったのか、後ろからの突きあげが激しくなる。
  直腸を排泄のときのように下っていくかと思えば、勢いよく逆流し、何度もストロークを繰りかえしていくうちに耐え難い満腹感に襲われ……、
「ん、ほおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお！
  れる！  れちゃう！  注ぎこまれたザーメンも、うんちまでれちゃうよぉ！
  あっ、あっ、あっ、くっ、くぅぅぅううう…………」
  ビクンッ！  大きく身体が痙攣したのがきっかけだった。あんなにも体液をほと走りつづけているラヴィアから、鯨の潮噴きと変わらぬそれが噴きだし、夏の時津風に霧散していくと……、
「ひゃ、ひゃぐうううぅぅぅううう!!」
  妹の身体は窮屈に弓形に反れあがり、
  きゅううううぅう！  すべての力を括約筋へと集中した。串刺しにされた少女は半歩さえも動くことを許されずにその場で括約筋を収束することしかできない。
「うおおっ!?」
  兄の肉棒を引きちぎらんばかりのアナルの収束に血流がとめられると思ったのも束の間、ドロドロとした灼熱のマグマを妹の腸内に吐きだす。
  ぶちゅっ、ビヂヂッ！
「うっ、ふううぅああああっ!!  ザーメン、ザーメンがいっぱい入ってくるぅ！」
  卑猥な音が直腸の隙間から溢れだし、屋上の風に流されていった。