☆ごっくんヴァンパイア☆
「んじゅる……じゅぶ、んぶぶう……んはっ、レロレロ……じゅるる……んっ……んふ、んむ……」
麗羅は、さらにストロークをつづけ、亀頭を舐めあげ、また口に含むことを幾度となく繰りかえした。
そんな行為をしばらくつづけていると、コツがつかめてきたらしく彼女の動きは次第にスムーズになってきた。
「んむむむ……んんんんっ……んむっ、んむっ……」
口に含んだときのストロークも大きくなり、ペニスが根元近くまで口のなかに収まるようになる。
そうなると、草太への刺激もますます増すことになる。
「くうっ……僕、もう出そう！」
自分でも驚くほど早く、射精感が一気にこみあげてきて、草太は思わず訴えていた。
赤毛の少女の行為を、もっと堪能したい気持ちはあった。しかし、初めて味わった心地よさは、とても我慢などできるものではない。
「ふはっ。精気、早く出してぇ……わたしに、いっぱい精気をちょうだぁい。あむっ。んぐ、んぐ……」
「うあっ！　よすぎて……本当に、はうっ、出ちゃうよっ！」
と口走るなり、草太は麗羅の口に向けてスペルマをぶちまけていた。
「んぶぶぶぶぶ！　んぐううううううっ！」
ペニスを咥えたまま、麗羅が目を白黒させる。さすがに、射精のあまりの勢いに驚いたらしい。
（はううう……で、出ていく……精液が、根こそぎ絞り出されるみたいだ）
桁違いの心地よさのせいか、あるいは人生初のフェラチオでいきなり口内射精をした興奮からか、草太は放出する精液の量がいつになく多いことを実感していた。
おかげで、目の前が真っ白になって全身から力が抜けていく。尻餅をついた状態のままでなかったら、腰が砕けてその場にへたりこんでいたかもしれない。
草太は最後の一滴が出尽くすまで、射精の甘美な感覚に酔いしれていた。

　精の放出が治まると、ようやく麗羅が肉棒から口を離した。
「んっ……んっ……ぷはあ、これが精気……すごいわぁ。今までの空腹感が、まるで嘘みたいに満たされて……こんな感覚、初めてぇ」
口内の精を飲み干して、赤毛の少女がとろけるような表情を浮かべながら独りごちるように言う。