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おやすみせっくす 僕のために眠る妹

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書籍紹介

(起きないから、して?)寝たフリで
声を堪え、唯は兄の挿入を受け入れる。
(私たち、兄妹だから……)睡眠姦で
しか結ばれられない二人。処女を奪わ
れても、膣内に出されても、絶頂に打
ち震えても――秘密の夜は終わらない。
人気サークル・アクアドロップが贈る、
兄と妹の禁断愛、オリジナル小説化!

立ち読み

☆おやすみせっくすで初体験☆

 重なり合った胸の奥から、互いの早鐘が伝わり合う。
(唯っ……挿入れたい挿入れたい挿入れたいっ!)
(挿入れて挿入れて挿入れてっ!)
 二人の強い思いが重なり合ったそのときだった。
(──したいっ!)
 章の漲りがついにひときわ狭くなった処女膜へとめりこんでいく。
「い、痛っ……っひ! あ、あ、あぁ、あぁあ!?」
 身体の奥で何かが音を立てて切れていくのを感じながら、唯はたまらず悲鳴をあげてしまいそうになる。
 だが、わななく唯の唇へと章の唇が覆いかぶさり、悲鳴を呑みこんだ。
「んぅ……ンンンっ!? んん、んんんーっ!」
 くぐもった声を洩らしながら、唯は無我夢中で唇を蹂躙してくる兄の舌にすがるように自らの舌を絡める。そうでもしないと、破瓜の痛さのあまりどうにかなってしまいそうだった。
「ん、っちゅ……ンンン……んはぁはぁ……」
 柔らかな舌がねっとりと絡み合う愉悦に痛さが紛れ、救われたような気がする。
 しかし、そうこうする間にも章の肉竿はさらなる奥を果敢に目指していく。
(っ!? お、お兄ちゃんの、が……唯の膣内っ……入っ……)
 それは指で押し拡げられるときの比ではなかった。身体が真っ二つに裂けてしまうのではないかと怖くすらなる。
 まぶたがらさらに激しく痙攣して、閉じたままでいるのが難しくなっていく。
(だ、ダメ……目ぇ閉じなきゃ……声、我慢しなきゃ……)
 なりふり構わず乱れてしまいそうになるのを必死に我慢する。
 やがて、だんだんと痛みが引いていくと、今度は子宮の奥のほうから鈍い快感がゆっくりと滲み出てきた。
「んぅ……ふ、はぁはぁ、あ、ンン……ちゅ……ん、んんん……」
 鼻にかかった甘えるような艶声が洩れ出てきてしまいそうになり、キスに没頭することによってなんとか紛らわせる。
 だが、そうすればそうするほど逆に身体が熱く燃え上がってしまう。
(な、何、これ……奥がじんじんして……気持ち、いい……)
 陰核をいじられるときともまた異なった深みのある快感に心身が掻き乱されていく。
 カリ首に腹部側の膣壁を抉られるたび尿意にも似た浮遊感が襲いかかってくる。
 そのたびに蜜壺がうねって半身へと絡みつき、さらなる挿入をねだってしまう。
(あ、あぁ、お兄ちゃん……ちゃんと寝てるから……だから、もっと……して……)
 あれだけ怖かったのが嘘のようにそう願ってしまう。
 そんな唯の熱い思いが、ひっきりなしに奥へ奥へと誘うような淫らな蠕動となって章にも伝わっていく。
(唯、本当に寝てるのか? それとも何されているかわかってて寝たフリをしてるのか? いやなら起きろって言われたから……)
 舌と蜜壺とが執拗に絡みついてくる様からしても、とても寝ているとは思えない。
 だが、想像以上の快感にそんな疑惑すらも簡単に押し流されてしまう。
 上気した妹の顔を切なげに見つめる章は、ツンと勃起った乳首をコリコリと虐めながらだんだんとピストンの腰幅を広げていく。
 唯の奥は思った以上に温かくて、別な生き物のようにうねっては甘えてくる。
 抽送するたびにぬぷぬぷという音とともに繋ぎ目から甘酸っぱい蜜が溢れ出る。
 ぬるぬるの膣壁にきつく締めつけられるたびに、腰が浮くような快感が爆ぜて、今すぐにでも射精してしまいそうになる。
(唯の膣内、気持ちよすぎ……だろ。このままじゃすぐにイってしまう……)
 もはや余計なことは何一つ考える余裕は残されていなかった。
 章はキスをやめると、いよいよラストスパートをかけるべく、自重をかけて獣のように一心不乱に腰を打ちつけていく。
 雄々しく猛った肉棒がすさまじい勢いで、じゅっじゅっという湿った音をたてながら、子宮口へと太い衝撃を刻みこんでいく。
 そのたびに唯の脳はいやらしく揺さぶられ、くるおしいまでの快感に塗りつぶされていった。
「んんんっ、ぁはぁ……っ、ん……は、あ……あ、あぁ……」
 もはや唇を覆うものは何もない。
 かといって口を押さえるわけにもいかない。あくまでも寝ていることになっているのだから。
 唯は唇をきつく噛んで、身をよじった。

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