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桜の咲く頃、僕は妹と再会する。

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書籍紹介

「私ね。タイムリープしてきたの!」

三年前に死んだ妹・桜子が帰ってきた。

「私の処女、お兄ちゃんへ捧げるね」

ナマイキで口が達者でワガママで……

病弱だった妹が優一に今抱かれている。

「全部あげるから。ね、泣かないで」

フェラ、パイズリ、お尻――夢の時間

が過ぎていく。《四日間の恋の奇跡》

ジャンル:
萌え | 純愛 | | ドラマチック | 調教
立ち読み

☆再会、そして初体験☆

「あぁ……痛い……あぁ……」

 破瓜の瞬間より痛い。

 亀頭が子宮口を押して離れるとき、身体全体が押し上げられる。目から火花が出そうだった。

「ううっ、はぁはぁ……痛い……くっ、あぁ……、痛いよぉ……お兄ちゃん」

 優一が腰を動かすたびに、じゅっく、ぐっちゅ、じゅぼ、と結合部が鳴る。

 痛いだけで快感などないはずなのに、蜜液があとからあとからあふれ出して、金気臭い血の臭いを、レモンヨーグルトの香りに変える。

「もうだめぇ……痛い、……あぁ……あぁっ」

「ごめん、桜子、止まらないんだ。ごめん!」

 優一は、悲鳴のような声で謝罪しながら、腰をカクカクと動かした。

 妹が痛がっているのだから今すぐやめようと思うのに、興奮が募ってペニスを抜くことができない。

 ――早く射精しろよ。俺っ! 桜子が壊れてしまうっ。

 気が焦るのだが、たぶん優一は、興奮しすぎているのだ。今にも射精しそうなほど高まっているのに、タイミングが合わない。

「うう……痛い……ぁあ……くっ……くぅっ、いや、痛い」

「ごめん。も、もう、すぐなんだ……」

 あと一回だけ、あと一回だけと思いながら、腰をスライドする動きがどんどん激しくなっていく。

 ひと突きするたびに蜜液がびっくりするほどたくさん出る。

 こんなに濡れているにもかかわらず、膣ヒダはキュウキュウよじれて、肉茎を締めつけてくる。

「いいの。我慢する……。んん、お兄ちゃんにこうしてもらうの、夢だったの。ああぁっ……だめぇ……痛いっ」

 グッと来た。  タイムリープだろうが、化けて出てきたのだろうがかまわない。

 本来なら、どんなに好きになっても、ぜったいに手を出せない相手と、今身体を重ねている。

 ――俺は桜子が好きだったのか?  自分の気持ちがわからない。

 愛憎半ばした感情を抱いていた。

 嫌いだった。病気で両親をひとり占めしていた妹がうとましかった。

 好きだった。宝物のように大事な存在だった。

「ううっ、くーっ」

 興奮が極まる。腰の奥で熱い溶岩が煮えたぎっている。

 妹がこんなに痛がっているのに興奮しているなんて、いったいどういう感情だろう。

「痛い……あぁ、痛い……」

 桜子は苦痛に顔をしかめ、白い肌をいっそう青白くさせて悶えている。

「ごめんっ」 「いいの。好きだよ。……お兄ちゃんなら、……痛くても……んっんんっ……平気だから……」

 その瞬間、興奮が臨界点に達した。

 ドブッ。

 精液が噴き出た。

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