桜の咲く頃、僕は妹と再会する。

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- 本販売日:
- 2017/05/18
- 電子書籍販売日:
- 2017/06/12
- ISBN:
- 9784829663974
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「私ね。タイムリープしてきたの!」
三年前に死んだ妹・桜子が帰ってきた。
「私の処女、お兄ちゃんへ捧げるね」
ナマイキで口が達者でワガママで……
病弱だった妹が優一に今抱かれている。
「全部あげるから。ね、泣かないで」
フェラ、パイズリ、お尻――夢の時間
が過ぎていく。《四日間の恋の奇跡》

☆再会、そして初体験☆
「あぁ……痛い……あぁ……」
破瓜の瞬間より痛い。
亀頭が子宮口を押して離れるとき、身体全体が押し上げられる。目から火花が出そうだった。
「ううっ、はぁはぁ……痛い……くっ、あぁ……、痛いよぉ……お兄ちゃん」
優一が腰を動かすたびに、じゅっく、ぐっちゅ、じゅぼ、と結合部が鳴る。
痛いだけで快感などないはずなのに、蜜液があとからあとからあふれ出して、金気臭い血の臭いを、レモンヨーグルトの香りに変える。
「もうだめぇ……痛い、……あぁ……あぁっ」
「ごめん、桜子、止まらないんだ。ごめん!」
優一は、悲鳴のような声で謝罪しながら、腰をカクカクと動かした。
妹が痛がっているのだから今すぐやめようと思うのに、興奮が募ってペニスを抜くことができない。
――早く射精しろよ。俺っ! 桜子が壊れてしまうっ。
気が焦るのだが、たぶん優一は、興奮しすぎているのだ。今にも射精しそうなほど高まっているのに、タイミングが合わない。
「うう……痛い……ぁあ……くっ……くぅっ、いや、痛い」
「ごめん。も、もう、すぐなんだ……」
あと一回だけ、あと一回だけと思いながら、腰をスライドする動きがどんどん激しくなっていく。
ひと突きするたびに蜜液がびっくりするほどたくさん出る。
こんなに濡れているにもかかわらず、膣ヒダはキュウキュウよじれて、肉茎を締めつけてくる。
「いいの。我慢する……。んん、お兄ちゃんにこうしてもらうの、夢だったの。ああぁっ……だめぇ……痛いっ」
グッと来た。 タイムリープだろうが、化けて出てきたのだろうがかまわない。
本来なら、どんなに好きになっても、ぜったいに手を出せない相手と、今身体を重ねている。
――俺は桜子が好きだったのか? 自分の気持ちがわからない。
愛憎半ばした感情を抱いていた。
嫌いだった。病気で両親をひとり占めしていた妹がうとましかった。
好きだった。宝物のように大事な存在だった。
「ううっ、くーっ」
興奮が極まる。腰の奥で熱い溶岩が煮えたぎっている。
妹がこんなに痛がっているのに興奮しているなんて、いったいどういう感情だろう。
「痛い……あぁ、痛い……」
桜子は苦痛に顔をしかめ、白い肌をいっそう青白くさせて悶えている。
「ごめんっ」 「いいの。好きだよ。……お兄ちゃんなら、……痛くても……んっんんっ……平気だから……」
その瞬間、興奮が臨界点に達した。
ドブッ。
精液が噴き出た。

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