処刑姫リーゼロッテ

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- 本販売日:
- 2017/10/18
- 電子書籍販売日:
- 2017/11/13
- ISBN:
- 9784829664087
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「王になりたければ私を孕ませろ!」
囚われの姫騎士リーゼロッテが挑む、
命を賭けた調教ゲーム。生きて生きて
革命王を必ず殺す! 快感に敗れれば、
【国民共有奴隷】へ。待っているのは
輪姦の地下牢獄と断頭台? それとも
奴隷姫として愛されて祝福のロイヤル
キス? 悪夢が交差する姫騎士復活譚。

「あああっ、か、感じるっ」
リーゼロッテは、快感に悶えているあまり、聞こえなかったふりをした。
これはゲームだ。
リチャードは命を賭け、リーゼロッテは貞操と妊娠と正気を掛けた調教ゲーム。そしてゲームの賞品はデュボア国の王位。
負けたらリチャードは命を落とし、リーゼロッテはデュボア王家の品格を落とす。
愛したら負けの調教ゲーム。
この汚らしい裏切り者がリーゼロッテを奴隷にするのが先か。
妊娠するのが先か。
リーゼロッテがリチャードを殺すのが先か。
――私はゲームに勝ってやる。
この男を油断させるためには、どんなことでもしよう。どんな白々しいセリフでも言おう。
「あああああああっ。おまえのチ×ポ、なんと硬くて大きいのだっ。精液を、精液を、くださいっ。孕ませてくれっ」
乳房をつかむリチャードの手に力が入った。
「ウソつきで、うっ、いらっしゃい、ますね。姫様……っ」
――ちっ。やりすぎたか。ウソっぽく聞こえたようだな。もっといいやり方を考えねば。
「ああぁあああっ。感じるぅっ」
「あははっ。好きになってしまいそうですよ」
リーゼロッテのわざとらしいほどの乱れように苦笑した。
この小娘。意外にしたたかだ。
そのほうがいい。調教しがいがある。
殺しはしないが、死んだほうがましという目に遭わせてやる。
奴隷にしてやる。妊娠させてやる。惚れさせてやる。
これはゲームだ。命を賭けた調教ゲーム。好きになったほうが負けだ。
――俺はこの小娘に勝ってやる。
興奮がMAXになり、ドブッと精液が噴き出た。
「うっ」
膣ヒダがキュルリとよじれた。硬く狭いだけの膣ヒダだと思っていたが、男根を搾ってくるような動きはさすが姫騎士と思うほどで、射精の勢いがさらに強くなった。
射精の快感は、今までに増して強く、身体の奥に力をこめて射精する。
「食らえ!」
「あぁああああっ。精液が……子宮が……疼くっ……イクッ!」
子宮口から子宮頸管、子宮内壁へと精液が吸収され、魔淫虫の卵がプチプチと弾けながら消えていく。
それは信じられないほどの快感をもたらした。
水をもらえた花のようだ。女の身体が精液をもらえて喜んでいる。虫を出産せずにすんで歓喜している。
そんな気がした。
愛情などかけらもない。
ただ憎しみしかないのに。
どうやってリチャードを出し抜いて殺してやるか、それしか考えていないのに。
なのに、彼の精液は気持ちいい。
リーゼロッテは、甘い陶酔のただ中で、ふんわりとたゆたっていた。

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