サキュバステードライフ 現代淫魔との同棲事情

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- 本販売日:
- 2017/11/17
- 電子書籍販売日:
- 2017/12/04
- ISBN:
- 9784829664117
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「今日も精液いっぱい飲ませてね」
同級生の櫻待冬子さんは自称サキュバ
ス!? 朝フェラ、校内エッチ、毎晩セ
ックス……淫魔な同級生との同居生活。
もう一人の現代サキュバス・秋園栞奈、
幼なじみ同級生・黄泉沢月季乃も加わ
って、三人を独占する4P温泉旅行へ。
人気サキュバス作品、堂々の小説化!
- ジャンル:

(櫻待さん……綺麗だ……)
本能のままに喘いでいるとしか言えない表情に、思わず見惚れる。それほど美しい表情だった。
「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」
体液を垂れ流しながら荒い吐息を吐くその姿は、まるで一枚画でも見ているかのように完成されたものだ。
そんな冬子を見つめてどれだけの時間が過ぎただろうか? しばらくすると、春雪は強烈な疲労感に襲われた。これまで自分の中にあった精気が抜けていくような感覚とでも言えばいいだろうか? 強烈な眠気のようなものを感じる。
「……疲れた? それなら……眠って構わないわよ」
繋がり合ったまま、冬子はそんな言葉を向けてきた。その言葉に遠慮なく従いたくなってくる。それほどに眠い。しかし、聞いておかなければならないことがある。
「な……んで……? どうしてこんな?」
目蓋の重みを感じながら、どうしてこんなことをしたのかと尋ねる。すると冬子はうっすらと口元に笑みを浮かべた上で「私……サキュバスなの♡」静かに告げてきた。
「さきゅ……ばす……」
噛みしめるようにその言葉を呟く。
(ああ……そうか、サキュバスか……それなら……なんか……納得だな……)
サキュバス――つまりは淫魔。そんなものがいるなんて、お伽噺の中だけの話だ。でも、今なら受け入れられる。サキュバス。そう、確かに冬子はサキュバスだ……。
「ごめんね。もう我慢できなかったの」
優しく囁きかけてくる。
「ご馳走様……よく頑張ったわね」
まるで子守歌みたいに聞こえた。
彼女の声を聞きながら、意識を手放す。
「もう……聞こえてないわね」
眠りの淵へと落ちていく……。
――こうして、僕とサキュバス……櫻待さんの生活は始まった。

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