おいしい隣人妻【たなぼた】

著者: 葉川慎司

本販売日:2016/06/23

電子版配信日:2016/08/12

本定価:713円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4160-6

「今夜、夫は出張中なの。この意味、わかるわね?」
上品な物腰とは裏腹に濃厚な口戯を仕掛けてくる熟妻。
とろける唇の甘いスロートに、雄一郎は身も心も絶頂へ。
奈央とひとみ――完熟女体でおしみなく誘惑を仕掛け、
性悦の楽園に導いてくれる近所のおいしすぎる人妻たち。
思いがけない姦淫の果て、さらなる薔薇色の未来が!

●もくじ

序章  黒下着の清楚妻(セレブ)

第一章 四十路妻の挑発(いたずら)

第二章 年上主導の初体験(立ちバック)

第三章 あの「ひと」の処女娘(むすめ)と

第四章 二股生活(ラクエン)の始まり

第五章 妄想が現実(3P)に

第六章 夫が出張中(たなぼた)の夜

終章  最高の朝(ミライ)

登場人物

なお 人妻

ひとみ 人妻

さやか(20歳)女子大生

本編の一部を立読み

「このまま、後ろから?」
「入れられる?」
肩越しに振り返りながら、奈央はお尻を突きだす。
ヒップの下の亀裂が露わになった。
五、六センチくらいの亀裂から、襞のような女肉が左右に開き、ねっとり愛液を孕んで濡れ輝いている。淫裂の上部には、包皮に包まれた肉芽がわずかに覗いていた。
ぴたりと合わさった左右の肉襞の隙間から、今まさにとろとろと白っぽい愛液が滲みだしている。
「うん」
どこに女孔があるのかはわからない。しかし、雄一郎は右手で肉棒を握りしめ、亀頭を淫裂に近づけていく。
間違っても、きっと奈央がフォローしてくれる。年上の熟女には、そんな安心感があった。
ペニスは今にも爆発してしまいそうなくらい、ぱんぱんにふくらみきっている。前触れの露に濡れ、つやつやと輝く亀頭を濡れた淫裂に近づける。触れる前からじわっと、奈央の秘所の温もりが伝わってくる気がした。
(ついに……奈央さんと……)
生まれて初めてのセックスができる。以前から美人だと気になっていた人妻に、大人にしてもらえるのだ。
雄一郎は熱い感情がこみあげるのを感じながら、肉竿を淫裂に押し当てた。
クチュッといやらしい音を発し、亀裂の隙間に肉棒が少しだけ潜りこむ。
おそらく、女孔には入っていないはずだ。亀頭は先端が食いこんだだけで、全体が奈央の体内に呑みこまれてはいない。
しかし、わずかに先っぽが触れただけで、電流が走るような快感が迸った。
「ああっ」
雄一郎は奈央よりも先に、愉悦の呻きを漏らしていた。
「あン、硬い。もう少し下にずらしてみて」
奈央が肩越しに振り返る。瞳は潤み、頬が上気している。艶っぽい表情だった。
「こう?」
言われたとおり、右手で握った肉竿を淫裂の下にずらしてみる。すぐに、ぬるっと亀頭が滑り、深く落ちくぼんだ場所に触れた。
ここがきっと、奈央の女孔だ。
(ああ……奈央さんのオマ×コ……めちゃくちゃあったかい……)
触れているだけで陶酔してしまいそうな心地よさ。雄一郎はすぐに突き入れるのではなく、女肉の温もりとぬめりを堪能するようにゆっくり亀頭で女穴の入り口付近をこねた。
「んうぅ……ああっ。そうよ。そこに……ゆっくり入れて」
「クチュクチュしてるよ、奈央さん」
「雄一郎くんのおちん×んが、とっても気持ちいいからよ」
自ら腰をくねらせ、秘孔を亀頭に押しつけてくる。肉竿の皮から露出した粘膜が、ぬめった濡れ肉に擦られ、ペニスの先端が発火したように熱くなる。
「ここに……入れたら、もっと気持ちよくなる?」
「ええ。そうよ」
奈央は亀頭の半分くらいが食いこむまで腰を押しつけるものの、そこで腰を引いてしまう。
もどかしい昂ぶりが肉竿の先端に残され、雄一郎の性感はさらに沸騰した。
「入れるよ。いいんだね」
「ええ。入れて」
小さく頷く奈央の表情に、背筋がゾクゾクするような色香が漂った。
「あああ、奈央さん」
雄一郎は眉根を寄せ、唇をへの字に引き締めながら、腰をぐっと前に差しだした。

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